前世コラム-何のために生きていますか?
あと数分で死ぬと宣告されたら、あなたは何をいちばん後悔しますか?
両親や家族や友人、そして大好きなあの人に「さよなら」を言えずに死ぬことですか?
夢をまだ叶えていないことですか?
他にも色々と出てくると思いますが、このへんにして。
ちょっと探っていきましょう。
両親や家族や友人、そして大好きなあの人に「さよなら」を言えなかったこと、これは愛情に根ざしてますね。
そして、夢をまだ叶えていないこと。
これは、どんな夢でしょうか。
例えば「医者になりたかった」など具体的な職業に就きたかったというのもあるでしょう。
または、「業績トップになること」というのもあるかもしれません。
または、「音楽や芝居、絵画や美術などの表現する仕事で一流になりたかった」、「芥川賞や直木賞、ノーベル賞を受賞したかった」etc.こちらも無限に出てきますね。
これらのものは、一見全く違うものに見えるかもしれませんが、どれも愛に根ざしたものと言えます。
「医者になりたい」というのは、病気を治し、助けたいという、とっても分かりやすい“愛”。
ここに書き出した、その他の夢の実現は、「実現したい」という思いの根底に「賞賛(称賛)されたい」、「認められたい」、「注目されたい」という思いがあるのではないでしょうか。
そして、それらは全て人々からの好意を求めているからだとは言えないでしょうか。
“たくさんの人が自分を好きになってくれるように、何かステキで良いことをする”という、いたって単純なものですよね。
これがまさしく私達が“生きている動機”なんです。
何も今に始まったことではありません。
いつの時代でも、どこの国でも、誰でも同じ。
私達は、そうやって“愛”に根付いて生きてきたし、歴史を作ってきました。
前世もその前もそのまた前も、ずっとです。
私達が“究極の愛”に近づくために輪廻転生を繰り返しているということをこんなことからも知ることが出来ます。
物質世界で肉体を持っていない前世と現世の中間地点である中間世にいる時も“究極の愛”に近づくための計画を練っているわけですから、いつでもどこでも私達は愛を感じて生きている。
私達から“愛”を切り離すことは不可能なんです。
日常生活の中で“愛”について考えるなんていうことは滅多にないかもしれません。
でも、あなたの中にも確実に存在する“愛”に目を向けることも忘れないでください。
あなたの人生を明るくステキに彩るのは、この“愛”以外の何ものでもないのですから。
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