踏切を待つ間
家の近所に踏切があります。中途半端に開けたところなので、ときに「開かずの踏切」になります。
電車がトロトロと通過して行くのを眺めているうちに、次の電車がやってきて、やっと通り過ぎていったと思ったら、また反対方向から・・・
というふうに、長時間足止めされるわけです。
ところが、私は実はこの電車が通り過ぎるのを待っているこの時間が、嫌いではありません。
線路脇の雑草に見惚れてみたり、いつか都市開発が進み、「この一見のどかな風景風景を眺めることもなくなるのかしら?」と考えてみたり、
一緒に待つ羽目になってしまった人々を人間観察・・・「この学生のカップルは、付き合い始めたばかりかな?」とか「こちらの方はお孫とさんと一緒で幸せなのかな?でも、うるさい旦那様とかいそうだな。」と、プチ霊感鑑定なんてやってみたり・・・。
社会生活をしていく上で、時間との闘いは切っても切れないものですが、そんな中で与えられた「ただ待つだけの時間」が、少し貴重で大切な物のような気がするのです。
壁にぶつかって動けない時、誰かの都合で物事が動かない時、私も人間ですからイライラと焦り、早く早くと願ってしまいます。
そんな時にこの踏切を渡ると、「焦っても同じだよー!ちょっと視点を変えてみなー!」なんて言われているような気がするんです。
どうしても先に進めない時、先に行くのは今じゃないかもしれませんよ。人間関係も仕事も家族の問題も。
そんな時間の過ごし方、一緒に考えましょう。
☆電話占いフリーダム
霊感でみるので生年月日はいりません。
06-6722-1313